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Cast introduction

ホーム – 秋山香那

秋山香那

 
 
秋山 香那 ~Kana Akiyama~

 
キャビンアテンダントと場内アナウンサー。

「どちらも楽しい、
 
     どちらもずっと続けたい」

          可能性を広げ続ける。

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肩までの長さの綺麗な黒髪に、白を基調とした服装でインタビューに応じてくれた秋山さん。
彼女は現役のキャビンアテンダントです。そして、今、アナウンスという仕事にも真摯に向き合っています。

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学卒業後、成田空港でグランドスタッフとして約3年働いたのち、5年前からキャビンアテンダントに転職、現在も空を飛び続けています。そんな秋山さんが、ベースボールプランニングキャストとなったのは、❜20年末のこと。

「グランドスタッフという仕事は、業務の幅がかなり広くて、とても忙しいんです。
その中でお客様へ満足していただくサービスを提供しなければならず、相当、鍛えられたと思います。
それでも、手荷物破損や荷物の未着に対してのクレーム対応を担当した時期は、辛かったですね。当たり前の話、お客様は相当ご立腹ですから、怒鳴られることなんて日常茶飯事。
一時は飛行機を見るのも嫌で、もう航空関係の仕事はこりごり!そう思ったものでした(笑)」
在は、大阪を拠点にキャビンアテンダントに就いています。

「転職を考えていた矢先、たまたまある航空会社が関西勤務でのキャビンアテンダントを募集していることを知ったんです。
転職を機に、大学時代を過ごした大阪へ帰るつもりでしたのて、これは何かの縁だと応募し、採用されました。
フライトは月20日間ほど。休みの多い恵まれた環境のように思われがちですが、ひとたび現場へ出ると、8時間は飛行機に乗りっぱなし。かなりの体力仕事です。休日は体のメンテナンスに時間をかけます。
一日中寝ているだけ、ということも珍しくありません。覚悟がないと続けられない仕事だと思います。
ただ、みなさんご承知の通り、現在は、新型コロナの影響で、これまでの3分の1程度にまでフライトが減っているという状況です」
ライト時間が減少して自宅待機が続く中、自分を見つめる時間が増えたことで、チャレンジ精神がむくむくと沸いてきたといいます。それが、場内アナウンスへの挑戦でした。実は、野球は、さほど詳しくなかったそうなのですが、「球場アナウンスをやってみたかった」からだと言います。

「私の故郷は広島だけに、家族は全員広島東洋カープファン。
小さな頃から野球が身近な環境で育ちましたが、私は特に野球ファンではありませんでした。
例えば、数字の1が、守備位置ではピッチャーを指すということをアカデミーに入って初めて知ったくらいです。
にもかかわらず、ある時から『球場アナウンスの虜になりました」
 
「帰省するたびに、家族で広島戦を観戦するのが恒例。グランドスタッフ時代に帰省したときのことです。
いつものように広島球場へ。その日は、翌日に職場でアナウンステストを控えていたためか、試合よりも場内アナウンスが気になっていたのでしょうね。今でも覚えています、『ファウルボールにご注意ください』というフレーズが妙に耳に留まって。
あれって、野球独特のフレーズだし、イントネーションもそうじゃないですか。そのコールが場内に響くたびに、気になって、気になって(笑) 以来、『いつか場内アナウンスを…』と、思っていました」
いつかできればいいな』という漠然とした思いが、『今』に変わり、行動に移します。

「私はとても慎重派で、10代、20代は思い切った人生を送れていなかったと感じていました。
昨年(❜20年)に30歳になったことを機に、そんな自分から変わりたいと思ったんです。同時に、新型コロナに見舞われたことで、先々が不確かな世の中になってしまいました。それならば『今を一生懸命に生きよう』と決めたんです。
そうしたら自然に、新たな一歩を踏み出せたのです。気がつけば、アカデミーに申し込んでいました」
社オーディションに合格、晴れて、アナウンサーに。今後の目標を聞きました。

「オーディション合格後、ピアノコンクールの司会や、プロバスケットの西宮ストークスでのディレクション業務を任せていただきました。状況を瞬時に把握し、どう立ち回るべきかを判断するのは、グランドスタッフやCAでも求められること。
これまでそうした経験を積んできている私ならではの強みを生かして、どのような現場でも信頼して貰えるアナウンサーになりたいです。
キャビンアテンダントとアナウンサー。どちらも楽しいですし、本当に大好きです。先ほど申し上げた通り、先々のことは考えず、常に今に全力投球で、行けるところまで、続けていこうと思っています」

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問いに対して、質問の真意を瞬時にとらえて答えてくれた秋山さん。さすがは現役のキャビンアテンダント、相手をよく見ています。
そんな姿勢が、アナウンサーとしても重宝がられることは間違いなさそうです。

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